KenJ(ケンジェイ)です。

ここでは、夏をテーマにしたカードゲーム「なつのたからもの」のゲーム内容と、実際にプレイしてのレビュー・評価を紹介します。

「なつのたからもの」ってどんなゲーム?

「なつのたからもの」は、元々はボードゲームデザイナーとして超有名な「ライナー・クニツィア」の作品「ノミのサーカス」というゲームを、テーマとアートワークを一新して再販売したリメイク作品です。

夏の思い出をテーマに、いろいろな「夏の思い出」が書かれたカードを獲得していきます。

「なつのたからもの」のゲームルールをざっくり解説!

カードは「たからものカード80枚」「アクションカード9枚」の全部で89枚。

 

たからものカード
「夏の思い出 10種類」×「数字0~7の数字書かれたカード8枚」で80枚

 

アクションカード
「3種類のアクション」×「3枚」の9枚

 

という内訳になっています。

全てのカードをシャッフルして混ぜ、テーブルの真ん中に山札として置きます。

自分の手番でできること

・山札のカードをめくり、そのカードを1枚獲得する。

・山札のカードをめくり、場(山札or場のカードの横)に並べて置き、場にある好きなカードを1枚獲得する。

・山札のカードをめくらず、場にすでにあるカード1枚を獲得する。

 

カードを山札からめくり、そのカードが欲しくなければ場に置き、さらに山札からカードをめくることができます。

山札からめくったカードがまた欲しくないカードならさらに山札からカードをめくることができます。

 

どれだけ続けてもかまいません。

 

ただし、山札からめくったカードの種類(絵柄)が、すでに場にある場合、バッティングとなり、今めくったカードを捨札として、カードは1枚も獲得できず、手番が終わります。

アクションカード3種類はどんな効果?

「アクションカードは」3種類あります。
アクションカードを引いたら、そのカードは捨札にして、アクションの効果を解決します。

●ひきぬき
他のプレイヤー1人の手札を1枚引き抜き獲得します。●おねだり
他のプレイヤー1人を指名して、1枚カードをもらいます。
渡すカードは、指名されたプレイヤーが自分で選んで渡します。

●発見
「山札をめくり、場に置く」を絵柄がバッティングするまで続けます。
めくってバッティングしたカードは捨札にし、場にあるカードを1枚獲得できます。

※雲の絵柄(カードの裏)が山札。その右横にめくったカードを並べて置いていきます。山札の左側は捨札置き場です。

ゲームの終了

ゲームの終了条件は・・・

・山札の最後のカードがめくられたら終わりです。
めくったプレイヤーはカードを獲得することなく、ゲームは終了します。

・10種類の「たからものカード」を、10枚全て集めたプレイヤーは、自分の手番で10種類集まったことを宣言してゲームを終わらせることができます(終わらせなくても良い)。
10種類集めた人は、ボーナスとしてカードの点数とは別に「10点」もらえます。

カードの点数計算

点数は、カードに書かれている数字が点数になります。

ただし、カードの数字が、そのまま点数になるとは限りません。

【点数計算のルール】

・手札として持っているカードの数字が点数になる。

・同じ種類(絵柄)のカードの場合、一番点数の高いカードだけ点数として獲得できます。例えば、「金魚すくい」の絵柄のカードを3枚もっていても、その中で点数になるのは一番大きい数字1枚のみです。他2枚は0点です。

・同じ数字のカードは、3枚セットで自分の場に公開することで「10点」になります。0点のカード3枚でも「10点」にすることができます。

・全ての種類のカード「10種類」を集めて終了を宣言したプレイヤーは、ボーナスとしてカードの点数とは別に「10点」もらえます。


※0点3枚でも、自分の前に公開することで10点になる。

 

対象年齢・プレイ人数・プレイ時間など

プレイ人数:3~5人
プレイ時間:15分
対象年齢:6歳以上

KenJのレビュー!「なつのたからもの」の評価は?

 

【評価10段階:★★★★★★★★☆☆(星8)】

 

なんといっても、アートワークがいい!

「夏の思い出」が描かれているカードも「お祭り」「カブトムシ」「スイカ」「ラムネ」「ひまわり畑」など、子供のころの夏休みの思い出が蘇るような感じがします。

 

ゲームのルールも、どこまで山札からめくっていくのか、バーストしないようにどこで止めるかなどのドキドキも楽しいし、自分の欲しいカードをうまくゲットできたときの喜びも最高です!

また、得点の取り方も、同じ絵柄のカードは高い得点だけしか点数にならないため、うまく「同じ数字3枚セットで公開して10点」取っていく作戦を狙ったりなど、どうすれば高得点がとれるのか、他のプレイヤーの動向も伺いながらプレイしないと勝てません。

 

他のプレイヤーのバーストで笑ったり、自分がバーストしてガッカリしたり・・・。

 

夏の思い出を集めながら高得点を狙うカードゲーム「なつのたからもの」。

ルールも簡単ですし、小箱サイズで持ち運びもしやすいです。

 

「なつのたからもの」の評価は「★8」と高評価をしました。

もちろん、KenJの個人的な思い入れがかなり入っていると思っての評価として、参考にしてください。

あの頃の「夏の思い出」に浸ってみてはいかがでしょうか?