ウィーン・ボードゲーム・アカデミーより、2020年7月6日、オーストリアゲーム賞の「シュピール・デア・シュピーレ(Spiel der Spiele)」が発表されました。
大賞を獲得したのは、クイズゲームの・・・
★スマート10 (Smart10)
さらに、その他の部門でのヒットゲームも発表されました。(このページの下記に掲載)
オーストリアゲーム賞の選考は、選考委員がいくつかの候補作を決めてから、その候補作をゲーム経験があまりない一般の方が実際にプレイ・評価してもらってから決定されたとのこと。
オーストリアゲーム賞は、ドイツ語圏のショップではドイツ年間ゲーム大賞の次に影響力がある賞。
その大賞を獲得した「スマート10」は、2017年に発売されたクイズゲームで、現時点で、国内での販売はありません。
この受賞をきっかけに、日本にも流通してくるかもしれないですね。
下記より「オーストリアゲーム賞2020」の大賞「スマート10」と「キッズ部門」「ファミリー部門」「フレンド部門」「エキスパート部門」」「カードゲーム部門」「トレンド部門」のヒットゲームを掲載します。
オーストリアゲーム賞2020
シュピール・デア・シュピーレ(大賞)
●スマート10 (Smart10)
(Christoph Reiser, Arno Steinwender / ピアトニク)
キッズ部門ヒット
●バンディティ(Banditi)
(Karin Hetling / Beleduc / ベルダク)
●クマブロック (Da bockt der Bar)
(Treo Game Designers / ツォッホ)
●グリズリー (Grizzly)
(Anna Oppolzer, Stefan Klos / アミーゴ)
ファミリー部門ヒット
●バミューダの海賊 (Bermuda Pirates)
(Jeppe Norsker / フッフ!)
●クラッサーファール (Krasserfall)
(Bernhard Weber / ラベンスバーガー)
●タイニータウン (Tiny Towns)
(Peter McPherson / AEG|Pegasus)
※日本語版あり
フレンド部門ヒット
●ダディ・ウィンチェスター (Daddy Winchester)
(Jeremy Pinget / フッフ!、ブルー・オレンジ)
※日本語版あり
●ザ・クルー(Die Crew)
(Thomas Sing / コスモス)
※日本語版が2020年夏に発売予定
●トルース・ボム(Truth Bombs)
(Phil Lester / HCMキンツェル)
エキスパート部門ヒット
●飛行船都市(Airship City)
(Masaki Suga / シュピールフェブル)
※日本発のボードゲームです。
●ニューデール(Aufbruch nach Newdale)
(Alexander Pfister / ルックアウト)
●バラージ(Wasserkraft)
(Simone Luciani, Tommaso Battista / フォイヤーラント)
※日本語版あり
カードゲーム部門ヒット
●ヒロ(HiLo)
(Eilif Svensson, Knut Stromfors / シュミットシュピーレ)
●スパイシー(Spicy)
(Zoltan Gyori / ハイデルベア)
●妖怪(Yokai)
(Julien Griffon / ゲームファクトリー)
トレンド部門ヒット
●脱出ゲーム:ジュマンジ(Escape Room Das Spiel Jumanji)
(Sjaak Griffioen / ノリス)
●インベーション・オブ・ザ・カウ・スナッチャーズ(Invasion of the Cow Snatchers)
(Bob Hearn / ラベンスバーガー)
●ゴーネンコーネン(Man muss auch Gonnen konnen)
(Ulrich Blum, Jens Merkl / シュミットシュピーレ)