「オランダゲーム賞(Nederlandse Spellenprijs)」選考委員会は、2021年11月5日に、ボードゲームイベント「スペレン・スペクタケル」より今年の大賞作品、3作品を発表しました。
オランダゲーム賞は3部門「ファミリー部門」「経験者部門」「エキスパート部門」があり、まずはそれぞれノミネート作品が3作品選ばれ、その後、それぞれ3作品の中から大賞作品が選ばれます。
選考については、ボードゲームジャーナリスト、ボードゲーム店の店長、ボードゲーム関連団体など、ボードゲーム関係の職種や団体のメンバー「10名」によって選出されます。
選ばれる対象作品は「過去1年間にオランダでリリースされた新作」になります。そのために、オランダ以外の国で発売されたボードゲームが受賞する場合は、1年遅れることが多いです。
それでは、「オランダゲーム賞」のノミネート作品と、その中から選ばれた大賞受賞作品を紹介します。
※ちなみに、ノミネート作品も含め8作品は「日本語版」が発売されています。「キューバード」は現時点では日本語版はありませんが、和訳付き輸入版にて日本で流通されています。
●オランダゲーム賞2021 受賞作品
【ファミリー部門賞】
・キューバード
※ノミネート作品
・カートグラファー
・探偵クラブ
【経験者部門賞】
・イッツアワンダフルワールド
※ノミネート作品
・ニダヴェリア
・ミクロマクロ・クライムシティ
【エキスパート部門賞】
・エバーデール
※ノミネート作品
・アルナックの失われし遺跡
・マラカイボ
ファミリー部門
★大賞
・キューバード
(CuBirds)
場や山札から鳥カードを取って集めるカードゲーム。
※現時点では日本語版はありませんが、和訳付き輸入版にて日本で流通されています。
●ノミネート
・カートグラファー
(Cartographers)
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・探偵クラブ
(Detective Club)
※日本語版あり
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経験者部門
★大賞
・イッツアワンダフルワールド
(It’s a Wonderful World)
近い未来の地球を舞台に、帝国の主となって建築物を自らの領土に建て、国を発展させることを目的とした文明発展ボードゲーム。
●ノミネート
・ニダヴェリア
(De Dwergen van Nidavellir)
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・ミクロマクロ・クライムシティ
(MicroMacro: Crime City)
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エキスパート部門
★大賞
・エバーデール
(Everdell)
簡単に楽しむことができるワーカープレイスメント建築ゲーム。
そびえ立つ大樹の枝の下、森の動物たちの文明が花開いている魅力いっぱいのエバーデール谷で、新たな街を開拓・発展することが目的となります。
●ノミネート
・アルナックの失われし遺跡
(De Verdwenen Ruines van Arnak)
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・マラカイボ
(Maracaibo)
※日本語版あり
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※⇒Boardspeller.nl:Winnaars Nederlandse Spellenprijs 2021
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